高齢化で増える認知症 当事者や家族をサポートする専門施設がオープン 福岡
認知症の当事者と家族を支える拠点施設が、福岡市で開設されました。フランス発祥の新たなケア技法について学ぶセミナーも定期的に開催されます。
専門家が相談に応じる
15日開設したのは「福岡市認知症フレンドリーセンター」(中央区「あいれふ」2階)
認知症になっても安心して暮らせるまちを目指す福岡市が、新たな拠点として開設したものです。「福岡市認知症フレンドリーセンター」には、認知症に関する情報を発信するコーナーや、社会福祉士などが当事者や家族からの相談に応じる相談室などがあります。また、認知症の人とのコミュニケーションに役立つ新たなケア技法「ユマニチュード」を学べるコーナーも設けました。
福岡市 高島宗一郎市長
「認知症の方と企業が一緒に製品開発を行っていく共同の取り組み、それから認知症の人にやさしいデザインのサポートもこの場所で行っていきたい」
「ユマニチュード」学ぶセミナー
福岡市内に住む認知症の人は2023年3月末時点で3万9000人あまり。センターでは今後、ユマニチュードについて学ぶセミナーが定期的に開かれる予定です。
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