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アジア大会へ プロの世界でも活躍する大学生 サッカー重見柾斗選手に迫る

4年に1度のアジア大会が9月23日から中国・杭州で開幕します。男子サッカーでは、福岡大学4年の重見柾斗選手が代表入りを果たしました。

両親が支えてくれた

 

大分県出身の重見選手がサッカーを始めたのは小学3年生のとき。友人に誘われ練習に行ったところ、すぐにのめり込みました。高校時代にはプロから注目を受けるまでに成長しましたが最終的にはオファーが届かず。そんな重見選手を支えたのは両親でした。

重見柾斗選手
「自分は高卒でプロ入りというのを目指していて、それでプロになれなかったら辞めると親にずっと言っていました。実際にはなれなくて、でもこの大学というチャンスを自分にもう一度くれたことに本当に感謝しています」

母に「バースデーゴール決めるわ」

 

日本代表の初戦が行われる9月20日は重見選手22歳の誕生日です。電話口で母親とこんな会話を交わしました。

重見柾斗選手
「20日はちょうど試合だから、バースデーゴール決めるわ」

重見柾斗選手の母
「ほんと?私もそれ思った、マサトの誕生日やけん、絶対やってくれるなこの人って思ったけん、信じて待ってます、ゴールを」

重見柾斗選手
「ありがとう。また大分帰ります」

重見柾斗選手の母
「ケガせんようにな、向こうでもちゃんとご飯食べよんやで。それからしっかりな、しっかりケアして頑張ってください」

今大会は2024年のパリオリンピック代表入りに向けても重要な舞台、バースデーゴールを決めて最高のアピールを目指します。

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