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路線バス廃止と減便の理由は「深刻な乗務員不足」 西日本鉄道の社長が説明

西鉄は路線バスのダイヤを改正し、10月から福岡県内の32路線で減便・廃止すると発表しました。西鉄は乗務員が130人ほど不足していることを明らかにしました。

「やむを得ず減便」


西鉄 林田浩一社長
「2024年問題を含めて足元でも乗務員の不足が深刻化している。やむを得ず減便をやらせていただいた」

減便されるのは福岡地区の17路線、北九州地区の11路線、久留米地区の3路線です。福岡地区では、利用者数が落ちている便を中心に平日で全体の1.6%にあたる186便を減便する一方、インバウンドの増加を受けて博多駅~福岡空港を結ぶ直行便を1日14便増便します。一方、筑豊地区の田川市などを走る「金田・方城」路線は、利用者の減少を受けて数年前から自治体と協議を重ね、廃止を決めたということです。

乗務員37人分の業務量を削減


西鉄によりますと、現在、乗務員が130人ほど不足していて、今回のダイヤ改正で37人分の業務量の削減になるということです。

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