老朽化で腐食も
RKB奥田千里記者
「鳥居の最上部の木がゆっくりと持ち上げられました」
福岡市中央区の福岡縣護国神社では、22日、高さ約13メートルの木製鳥居の解体作業が始まりました。創建から80年を迎えた福岡縣護国神社では安全面の確保と老朽化の進行防止のための改修工事が8月下旬から行われています。前回の改修工事は30年前で、鳥居の表面のひび割れや接合部分の隙間の補修などが施されましたが、実際に鳥居を解体して行う工事は今回が初めてです。解体後は腐食している部分をくり抜き、その部分を木や防腐剤などで埋めていく作業などが行われます。
初詣に間に合うよう年内に完了予定
福岡縣護国神社 禰宜中島之啓さん
「家族が入院するような複雑な気持ちにはなっています。改修後には参拝者にもまた見守り続けてほしいです」
工事は、初詣に間に合うよう年内に完了する予定です。
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