「中止にしなければ生徒を殺す」 日韓交流イベントの中止求め脅迫メール 中高一貫校が学校閉鎖へ
福岡県宗像市で７日から開催が予定されている日韓交流イベントをめぐり、イベントの中止を求める「脅迫メール」が、福岡県教育委員会などに送られていたことが分かりました。これを受けて宗像市の中高一貫校は、イベント期間中、学校を閉鎖することを決めました。
教育委員会に脅迫メール
福岡県宗像市で７日から開催される日韓交流イベントは、民間団体が主催するもので、関係者などによりますと、９月、福岡県教育委員会や協賛企業に「イベントを中止しなければ、宗像市内にある中高一貫校の生徒を殺す」という趣旨のメールが届きました。
イベント期間中、学校を閉鎖
その後、教育委員会が、名指しされた中高一貫校と情報を共有し、中高一貫校はイベント期間中の今月７日（土）から９日（月・祝）まで学校を閉鎖し、予定されていた模試や部活動などすべての活動を行わないことを決めました。
警察に被害届提出へ
脅迫メールが届いたことで、企業が協賛をとりやめたり一般の参加者からキャンセルの連絡が入ったりしているということで、イベントの主催者は、威力業務妨害の疑いで警察に被害届を提出する予定です。
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