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「シラス干し」パックに”フグの稚魚”混入か 佐賀県「絶対に食べないで」

佐賀市にあるスーパーの鮮魚店で販売された「シラス干し」に毒を持っている可能性があるフグの稚魚とみられる魚が混入していたことがわかり、自主回収されました。佐賀県は、同じ商品を購入した人に対して、食べないよう注意を呼びかけています。

佐賀県によりますと、9日に佐賀市のAコープ街かど畑の鮮魚店「最上鮮魚」でシラス干しおよそ80グラム入りのパックを購入した客から11日、「フグの稚魚のようなものが入っていた」と県に連絡があり、鮮魚店が自主回収しました。

回収されたのは兵庫県産のシラス干しで、加工された状態で店舗に入荷されたものを売り場でパックに小分けして販売していたということです。

7日から11日までに同様の商品が40パック販売されていて、佐賀県はほかの購入者に対しても「絶対に食べず、販売店の最上鮮魚に連絡してほしい」と呼びかけています。フグは猛毒のテトロドトキシンを持っていて、取り扱いについては各都道府県の条例で厳しく定められています。

(連絡先)最上鮮魚 本社
電話番号:093-592-0091
受付時間:午前9時~午後5時(日・祝日を除く)

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