「気分が悪い」「迷子になった」警察がイラストで“意思疎通”外国人や障害者を支援
外国人や知的障害者など警察官と対話が難しい人たちのために伝えたい内容を外国語やイラストで示した「コミュニケーション支援ボード」が16日、福岡県警に贈られました。
イラストと7か国語で意思疎通
大手生命保険会社から福岡県警に贈られたのは「警察版コミュニケーション支援ボード」です。支援ボードには、「かばんを取られた」や「迷子になった」など警察官に伝えたい内容がイラストと一緒に日本語を含め英語や中国語、ベトナム語などの7か国語で記されています。ボードに書かれたイラストを指し示すことで外国人や知的障害者、幼児など会話が難しい人たちも自分の意思を伝えることができます。
交番やパトカーに設置
この支援ボードは、県内の警察署や交番パトカーに設置されるほか、携帯用のカードが、交番に勤務する警察官に配布されます。福岡県警は「窃盗被害や落としものの相談など幅広く活用していきたい」と話しています。
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