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福岡人は“北の大地”が大好き! 福岡市のデパートの大人気企画は「北海道展」今年の売りは「ましけ産」

福岡のデパートでは、北海道の物産展が開かれると、いつも長蛇の列ができます。福岡では定番の人気企画です。

甘エビのコク濃厚な味噌ラーメン

20日から福岡市天神の福岡三越で始まった北海道展には、北の海の恵みや、チーズ・バターといった乳製品などを扱う約50店舗が出店しています。販売だけでなくイートインコーナーもあって、朝から行列ができていました。

行列に並んでいた客「ラーメンを食べにきました」「ラーメン…、ラーメン、ラーメンです!」

北海道産の甘エビを一度ローストして、低温でじっくりと抽出した「ましけ甘海老味噌ラーメン」(1320円)は、1日50食限定。口にしてみると――。

RKB本田奈也花「濃厚なエビのコクがあって、風味を感じられます」

「シメパフェ」先駆けの専門店も福岡に

札幌で人気のパフェ専門店も出店。お酒を飲んだ後や食事の後にシメとして食べる「シメパフェ」の先駆けとなった店で、SNS映えすると話題となっています。「濃厚ピスタチオ 静かな森のパフェ」は1681円。

幸せのレシピスイート 佐藤貴浩さん「平気で30~40分並んでも食べたいという人が多い。地元の方が多いが、海外の方にも来てもらっています」

北海道では冬に家でアイスを食べる習慣が根付いていることから、パフェの人気に火が付いたそうです。
 

北海道北西部・増毛町からの特産品を売り込み

今回は特に、「海産物の宝庫」とも「日本最北のフルーツの里」とも呼ばれている、北海道北西部の増毛町の特産品の売り込みに力が入れられています。「増毛産のうに・甘エビ・ボタンエビの欲張り弁当」(4001円)のお味は……。

RKB本田奈也花「幸せ……磯の香りが口いっぱいに広がって溶ける」

うに乃世壱屋 直井理さん「集めるのも大変でした」
 

実演販売は「しっかり衛生管理」

ウニ専門店だからできる北海道展の名物・海鮮弁当ですが、9月に青森県八戸市の駅弁メーカーによる食中毒被害が各地に広がったことから、実演販売を行う出店者も食中毒の対策をしています。

うに乃世壱屋 直井理さん「こまめにアルコール消毒したり、手袋をよく替えることにしています。お米の温度は、なるべく高くない温度にしています」

主催者側の福岡三越も、各店舗に衛生管理を徹底するよう呼びかけています。

福岡三越 物産展バイヤー 石松瑞樹さん「ルールに則った形で協力してもらっています」

関係者がみな「しっかり衛生管理をしているので、安心して北海道の味覚を楽しんでほしい」とアピールする北海道展、10月29日まで福岡三越で開かれています。

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