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藤井聡太八冠が「初タイトル防衛」に“王手”、竜王戦3局96手で挑戦者の伊藤匠七段に3連勝~第4局は「防衛のことはあまり考えずに集中」

福岡県で行われた将棋の竜王戦七番勝負第3局は、藤井聡太八冠が勝利し、タイトル防衛に王手をかけました。

44手目の「5六歩」から対局を再開

 

旧安川邸(北九州市戸畑区)で行われた竜王戦第3局は26日、2日目の対局を迎えました。午前9時に藤井聡太八冠の封じ手が開封され、44手目の「5六歩」から対局を再開しました。竜王戦七番勝負はここまで藤井八冠が、挑戦者の伊藤匠七段に2連勝しています。

第4局は北海道小樽市で開催

 

昼食は、藤井八冠が北九州市に本社を置く資さんうどんの「肉ごぼ天うどん」。

 

 

伊藤七段が、小倉の老舗・田舎庵の「天然鰻の鰻重」でした。勝負は終盤の激しい寄せ合いの末、藤井八冠が96手で勝利。シリーズ3連勝となり、タイトル防衛に王手をかけました。

 


藤井八冠は対局後のインタビューで第4局への抱負を問われると「防衛のことはあまり考えずに二日間集中したいと思います」と述べました。一方、伊藤七段は「序盤から直線的な展開になった。微妙だった。内容を改善して臨まないといけない」と話しています。竜王戦の第4局は、北海道小樽市で来月10日から行われます。

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