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老朽化で相次ぐ公共施設の「外壁落下」438施設で“修繕”など必要~ドローンも活用へ

公共施設で外壁の落下が相次ぐ福岡県北九州市は30日、約2割の施設で修繕などの対応が必要だということがわかったと発表しました。

2402施設中2割・438施設が「要対応」

北九州市の武内和久市長は、臨時の会見で今年5月に設置した老朽化対策チームの検討結果について公表しました。北九州市では、小学校の外壁がはがれて落下して児童がケガをするなど、外壁の落下が相次いでいます。今年4月から7月までに2402の公共施設の外壁を一斉点検し、このうち438施設で応急措置や修繕などの対策が必要だということがわかったということです。

ネットで法定点検を公表する

武内和久市長「老朽対策をしっかり強化していく。老朽化対策先進都市となるように努力をしていきたい、そして持続可能な街にしていく」

今年度中にすべての施設で修繕を完了する予定です。北九州市は来年度以降、▽ホームページでの法定点検の公表や、▽施設に「定期点検済」と書かれたラベルの表示、▽12年ごとの壁の点検にドローンを活用することなど情報発信や予防保全を強化していく方針です。

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