記録的な猛暑日が続いた今夏。ようやく暑さが落ち着き、窓を開け、爽やかな風を感じながらどこかへドライブしたくなる季節が到来しました。街の喧騒から抜け出し、自然あふれる観光地や絶品グルメが広がる田主丸、うきは方面へでかけませんか。
※今回ご紹介の田主丸、うきはオススメスポット
①CHEZ SAGARA (シェ・サガラ)
②Patisserie nature (パティスリー ナチュール)
③MAHORO756 CUISINE de MAKOTO (マホロ756 キュイジーヌ・ドゥ・マコト)
わざわざ行きたくなる!パン好きを唸らせる名店 「シェ・サガラ」
美しい耳納連山と雄大な筑後川を有する久留米市田主丸町に、パンマニアなら誰でも聞いたことがある人気店、「CHEZ SAGARA(シェ・サガラ)」があります。Instagramのフォロワー数はなんと1.1万人超! 相良一公シェフの美味しいパンを求め、遠方からも客足が途絶えません。クロワッサンとバゲットだけを公開している個別のインスタアカウントもあり、そちらではパンづくりに賭ける相良シェフの熱い想いが表現されています。
うきは唯一無二のリンゴを使用した贅沢なパン
素朴さとぬくもり感のあるお店のドアを開けると、焼きたてのいい香りが鼻をかすめ、目の前に広がる美味しそうなパンの数々に期待がふくらみます。今回は相良シェフがこれまでで最も試行錯誤されたという「りんごのキャラメリゼ」(346円)をおすすめします。一口頬張ると、メープルシュガーのザクっと歯切れのいい食感、キャラメリゼの甘苦さと、甘酸っぱいリンゴの渾然一体となった美味しさを味わえます。リンゴはうきは唯一のりんご農家「石橋想園」のもの。標高300mに位置し、減農薬・有機栽培にこだわった、栄養豊富な赤土の土壌で丹念に育てられたリンゴは、しっかりとした酸味と甘味のメリハリが良いと相良シェフが惚れ込む素材です。
美味しさの向こう側 開発ヒストリー
実はこの「りんごのキャラメリゼ」は「アルティザンブーランジェコンクール」において受賞実績のあるパン。「パティスリーで働いていた頃に出会ったシブーストポムが大好きで。その甘さと酸味、苦味のバランスが効いたりんごのデニッシュを作ってみたいと思ったんです 」と、開発のきっかけを話してくださいました。納得できるまで3ヵ月もの月日をかけて、何度も試行錯誤して誕生した逸品。一口目の驚き、まる一個食べたいと思える美味しさ、また食べたいと思わせる余韻……シンプルだけど印象深い、重層的な味わいへと昇華させたシェフの想いが伝わってきます。そんな相良シェフのパンが、福岡市内でも購入できるとか?! 毎月第4月曜日の13時~、福岡市中央区警固にある「あだち珈琲」で出張販売をやっているとのことです。お近くの方は是非覗いてみてください。
道の駅で人気のイチオシスイーツ「パティスリー ナチュール」
新鮮で質の高い農産物、精肉、惣菜などが揃うと評判の『道の駅うきは』は、九州じゃらん 道の駅ランキングで7年連続1位を獲得し、県外からの支持も高いスポットです。
そんな道の駅に立ち寄ると美味しそうなスイーツの商品POPを発見! 食べてみたいと思いつつも、残念ながら完売していたので、実際にお店に足を運んでみました。道の駅うきはから車で10分程度、かわいらしいお店「パティスリー ナチュール」が見えてきました。
オーナーの國武修一シェフは福岡市東区にある人気洋菓子店「オペラ」で13年間修業を積み、故郷であるうきはにお店をオープン。今年11月末で10周年を迎えるそうです。旬のフルーツを盛り込んだ美味しそうなケーキをはじめ、ギフトやお土産に最適なギフトボックス、ちょっとしたティータイムのお供にぴったりな焼き菓子まで様々なスイーツが並びます。
ボリューム満点!お土産に最適のスイーツ
道の駅で気になっていた「アップルパイ」(1,512円)を受け取ると、そのずっしりとした重量感に思わず「おぉ~っ!」と驚きの声がでてしまいました。中にはリンゴがたくさん詰まっていて、リンゴの酸味とほどよい甘さが見事に調和して、バランスのとれた美味しさです。パッケージが目を惹く「濃厚チーズケーキ」(2,160円)は、低温で1時間かけてゆっくり焼き上げるこだわりの製法です。なめらかでくちどけが良く、チーズの優しい味わいを楽しめます。また、「濃厚チーズケーキ」は冷凍でのお渡し。ドライブから帰宅した頃にちょうど食べ頃なのも、嬉しい心配りですね。どちらもシンプルな材料で作られるクラシックなスイーツだからこそ、誰もが食べ飽きることのない美味しさを目指したそうです。
「お客様が毎日でも食べたくなるような美味しさをお届けしたくて、“こだわりすぎないことにこだわりたい”と思って日々作っています。」と、優しい表情を浮かべながら話してくださる姿に親しみやすさや思いやりを感じました。来店客の9割は地元のリピーター客というのも頷けます。地元で愛され続けるお店にぜひ立ち寄ってみてください。
食材の宝庫 うきはで味わう特別なひととき 「MAHORO756」
久大本線うきは駅から徒歩10分。閑静な住宅街を進むと、古色蒼然とした趣を添えた和モダンな古民家に、完全予約制のレストラン「MAHORO756 CUISINE DE MAKOTO(マホロ756 キュイジーヌ・ドゥ・マコト)」があります。オーナーの井上誠シェフはうきはに生まれ育ち、東京で板前として5年、パリと南フランスで料理人として10年研鑽を積んだ後、40歳を目前に故郷にお店をオープン。和食をベースにフレンチの要素を取り入れ、斬新な発想とアプローチでつくられる料理はゲストの舌を唸らせると瞬く間に評判になりました。今回はコースの中から今が旬の柿を使用した贅沢な一皿をご紹介します。
地元の旬の素材を活かした贅沢な和食×フレンチ
深まりゆく秋にぴったりな、シェフ特製 「太秋柿の白和え」。その一皿を見た瞬間、従来の和食の概念が覆され、どんな味がするのか早く食べてみたいという気持ちが逸りました。キャラメリゼした柿に、吉井町の寄せ豆腐、シェフが育てたクレソンが添えられ、食感と風味のアクセントになるナッツやからすみ、チーズがちりばめられたスペシャリテは、最初の一口目から最後の一口まで、変化に富んだ味わいが広がります。甘味や塩味、苦味など五味が絶妙に口の中で絡まり合い、食べ進めながら模索し完成させていくような稀有な食体験でした。もっと他の料理も食べてみたい!と、期待に胸が膨らみます。
「まほろばは“理想郷”“理想の場所”を意味する古語で、ここにそういう場所を作りたいと思ってお店の番地756を組みあわせたんです」と店名の由来を教えてくださいました。料理ともお客とも実直に向き合う井上シェフの人柄がうかがえます。
お店の営業は夜のみの予約制となり、1名7,500円のおまかせコースとなります。前菜 ・お造り ・洋風お造り ・温かいお皿 ・魚料理 ・肉料理 ・お食事 ・デザートなど10品程度で、その時々の地元の旬素材がふんだんに使われます。
蔵を改装した居心地のいい空間で最高の料理とおもてなしを体感してみてください。
今回のドライブ特集、いかがでしたか?
今夏、道の駅隣に開業したばかりの「フェアフィールド・バイ・マリオット・福岡うきは」に宿泊して、このドライブコースを満喫するのもおすすめ! 秋のドライブプランとしてぜひ検討してみてくださいね。
この記事は丸菱北部九州販売の提供でお届けしました。
ジャンル:パン
住所:福岡県久留米市田主丸町益生田873-12
電話番号:0943-73-3680
営業時間:10:00~16:00
定休日:火曜・水曜
個室:なし
メニュー:りんごのキャラメリゼ346円、みかんのデニッシュ410円、シナモン&カルダモンのデニッシュ238円、エテ・ショコラ324円、ブリオッシュクリームパン238円、わんちゃん用ラスク270円、Tバゲット346円、十八のカレーパン270円
URL:https://www.instagram.com/chezsagara/
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