PageTopButton

高齢者による事故を防げ~65歳以上を対象に講習会 最新技術も体験

高齢者による車の事故を防ごうと、福岡県宮若市で交通マナーや安全運転を学ぶ講習会が65歳以上のドライバーを対象に行われました。

最新技術も体験

福岡県宮若市で開催された「シニアドライビングスクール」には、65歳以上のドライバー約20人が参加しました。

参加者は実際に車に乗り込み、車内からの死角を確認したほか、障害物を察知して自動で停止する最新技術を体験しました。

参加者
「高齢者なので判断が遅いんですね、ブレーキを踏む判断が遅いとかですね。それが印象的でした」
「あわてず歳を考えて運転することは大事だと思いましたね」

特殊なゴーグルで飲酒した状態を体験

また特殊なゴーグルをつけて、酒を飲んだ際の体の状態を体験しました。

ゴーグルをつけた参加者
「この線が曲がってますもん曲がってますから、自分がここにいるように見える」

トヨタ自動車九州総務部
北園努総務室長
「日常自分たちで大丈夫だろうと思い込んでいるところを今回の気づきでこんなに危険なところがあるんだと実体験で学んでいただいて日常の運転に役立ててほしいと思っています」

この取り組みは「トヨタ自動車九州」などが高齢ドライバーを対象に交通ルールや安全運転の重要性を知ってもらい、交通事故を未然に防ごうと毎年開催しているものです。

高齢者による事故は増加

福岡県内では、高齢者による車の事故が、10月末時点4010件と前年同月に比べ272件増えています。
 

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう