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大型旅客船で同時に多数の負傷者が出たらどうなる?“衝突”を想定した訓練

韓国・釜山と博多を結ぶ貨客船が航行中に、クジラなどの大型海洋生物と衝突しけが人が出たことを想定した訓練が14日、博多港で実施されました。


韓国・釜山と博多を結ぶ貨客船「ニューかめりあ」で実施された訓練には海上保安庁や消防、病院など7つの機関から約120人が参加しました。
 


訓練は、航行中の船にクジラなどの大型海洋生物が衝突し乗員乗客にけが人が出たという想定で実施。駆けつけた救助隊員が巡視艇から船に乗り移って応急手当をするとともに治療の優先順位を決める「トリアージ」をしてけが人を運ぶ手順などを確認していました。福岡海上保安部は事故の発生に備え消防や病院など関係機関との連携を強化する方針です。

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