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エムポックス(サル痘) 福岡県内で初確認 30代男性 海外渡航歴なし

かつてサル痘と呼ばれていた「エムポックス」の患者が、福岡県内で初めて確認されました。

30代男性 発熱や発疹の症状

福岡県によりますと、エムポックスに感染したのは、県内に住む30代の男性です。男性は発熱や発疹、頭痛、リンパ節の腫れなどの症状が出たため、県内の医療機関を受診し、陽性が確認されました。

国内で218件の感染報告

エムポックスウイルス 提供:国立感染症研究所


エムポックスは、発熱や頭痛、発疹などの症状が出る疾患で、日本でも去年初めての患者が確認され、11月10日までに218件の感染が報告されています。

感染者の体液や血液接触で感染

感染した人の体液や血液に触れた場合などに感染し、最大5日~21日の潜伏期間の後に、発熱や頭痛などの症状が現れ、発熱の1日~3日後に発疹が出るのが特徴です。

男性に海外渡航歴なし

男性に海外渡航歴はなく、現在、健康状態は安定しているということです。

症状が出た場合は医療機関受診して

福岡県は、不特定多数の人との性的接触を避け、症状が出た場合は医療機関を受診するよう呼びかけています。

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