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自民党本部が異例の決定 福岡9区は支部長不在 県連が推した候補者選ばず

衆議院福岡9区と10区について、自民党本部は次期衆院選の公認候補となる支部長を決める会議を開きました。福岡9区は支部長を決めず空白のままにし、福岡10区は吉村悠県議を支部長にすると決定しました。

福岡10区は福岡県議が支部長に

吉村悠 県議

 

福岡10区は党員投票で選ばれ県連が推す福岡県議の吉村悠氏が支部長に選ばれました。

吉村悠氏
「非常にうれしい限りでありますし、身の引き締まる想いも致します。よみがえれ北九州、その気持ちで地域活動しっかりとまた広げていく」

現職市議は「無所属でも出馬」

大石仁人 市議

 

党員投票の選考から漏れた北九州市議の大石仁人氏は無所属でも出馬する準備を進めています。

大石仁人氏
「そのつもりでずっと活動してましたし、やることは全く変わらないんで、とにかく本番に向かってまっすぐ突き進むだけなので」

保守分裂の可能性

福岡県連が求めていた支部長の選考について、福岡9区と10区で異なる判断を下した自民党本部。ある党幹部は「痛み分け」と表現していて、保守分裂の構図となる可能性が高まっています。

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