もし旅客船にテロリストが乗っていたら?海保や警察が制圧して爆発物を処理する手順を訓練
関門海峡の安全を守る海上保安庁や警察などの連携強化をはかる取り組みです。入港した旅客船に爆発物を持ったテロリストが乗船していることを想定した訓練が21日、下関港で実施されました。
テロリストを制圧する手順を確認
21日午後に実施されたのは海上保安庁や警察、自治体などが参加した「関門港テロ対応訓練」です。訓練は、外国から入港した旅客船に爆発物を持ったテロリストが乗っているという想定で実施。参加者たちは、入国時の手荷物検査を拒否し刃物を振り回したテロリストを制圧したり爆発物を処理したりする手順などを確認していました。
“情報提供”を受けつつ水際対策
門司海上保安部・警備救難課二股大輔課長「関係機関との連携のほか地域住民の皆様の情報提供等ご協力を頂きつつ水際対策に万全を期して参りたい」
この訓練は、関門海峡の安全を守る行政機関の連携を強化するため2004年から毎年この時期に実施されています。
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