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今季初の鳥インフルエンザを確認 流行のおそれ捨てきれず懸念される卵価格の上昇

今シーズン全国で初めてとなる高病原性の鳥インフルエンザが佐賀県鹿島市の養鶏場で確認され、約3万8000羽が殺処分されました。昨シーズンは全国で発生が相次ぎ、卵の価格が高騰しただけに影響が懸念されています。

昨シーズンは全国26の道・県で発生


鳥インフルエンザは昨シーズン、佐賀県武雄市や福岡県糸島市の養鶏場など全国26の道と県で発生し、過去最多となる約1771万羽が殺処分されました。その影響は、「物価の優等生」と言われてきた卵の価格にも表れています。

懸念される卵の価格への影響


JA全農たまごによりますと、福岡地区での「たまごMサイズ」1キロあたりの平均価格は、エサ代の高騰の影響で上昇を続け、鳥インフルエンザが確認された去年10月にさらに上昇。今年5月まで4か月連続で過去最高値を記録しました。

11月には去年とほぼ同じ水準まで落ち着いていましたが、今シーズンも発生が続けば再び価格が上がることが懸念されます。

消費者は
「価格的には下がったら助かると思います。ほとんど毎日食べるので」
「ちょっとどうにかしてもらわないと。今、全部が値上がりしているから」
 

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