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今季の学級閉鎖1381施設に到達、インフルエンザが福岡県で「警報」基準に~定点報告数が前週の1.5倍に増加

インフルエンザの定点辺りの報告数(11月20日~26日)が41.44に達し、福岡県は30日、「警報」を発表した(基準は30超え)。この1か月間はおおむね20前後で推移し、直前の週は27.56だったため、約1.5倍に急増したことになる。本格的な流行が予想されるとして、県は手洗いやマスクの着用などを呼びかけている。


◆報告数は前週比1.5倍に増加
福岡県は県内の198か所の対象医療機関からインフルエンザ患者の受診数を集計し、「定点当たり報告数」を毎週、算出している。この1か月は下記の通り。
第43週20.47
第44週22.29
第45週18.78
第46週27.56
第47週41.44*30日発表の最新の報告

9月25日から10月1日の週に注意報の基準である10を超え、16.96になり、その後は20前後で推移していたものの、11月12日~18日の週に27.56に達し、翌週は41.44まで増加した。今季の学級閉鎖は26日までに1381施設(内訳は小学校858施設、中学校327施設など)に上っている。


◆迫るインフルエンザの“本格的な流行”
福岡県は報告数の伸びなどから、本格的な流行が予想されると発表。30日付けで「警報」を出すとともに、手洗いの敢行、適切なマスクの着用などの感染予防対策をとるよう呼びかけている。

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