PageTopButton

熟練の職人が打って、揚げる、「手打ちと天ぷら」の店

UMAGA

インバウンド客等で賑わう「キャナルシティ博多」周辺の住吉エリアに、近年新しい飲食店が増えています。そのうちの一軒が、手打ち蕎麦と天ぷらの店「そば 耕作」。店主は福岡を代表する蕎麦の名店「信州そば むらた」の料理長を務めた浦本耕作さんで、キャナルシティから住吉宮の参道に向かう通り沿いに2019年オープンしました。

耕作_外観

席に着いてメニューを開くと、一品料理は定番と本日のおすすめがそれぞれ20種類ほど。合わせて40種類もの料理が並び、これを見ればもう蕎麦の前に飲まずにはいられませんよね。日本酒(グラス450円~・1合800円~)は、「喜多屋」「萬代」「若波」といった地元の銘酒をはじめ、全国から取り寄せる地酒が10種類以上揃っています。

耕作_料理1

まず注文したのは、長崎産の「スマカツオのタタキ」(700円)。ピリッとした自家製の柚子胡椒が添えられていて、日本酒と合わせるには最高です! 他にも北海道産の「タラの白子炙りおろしポン酢」(780円)やいろは島の「酢カキ」(750円)、対馬産の「ごまサバ」(770円)など、旬の魚介類が揃っていました。

耕作_料理2

こちらは蕎麦前の定番「鴨焼」です。香ばしく焼き上げた鴨に粉山椒が添えられ、このボリュームで1,000円はリーズナブルですね。

耕作_メニュー 耕作_蕎麦1

自慢の蕎麦は季節によって全国の産地から丸抜きを取り寄せ、毎日石臼で自家製粉して「一九」の割合で打っています。ちょうどこの日は、北海道雨竜郡幌加内町産キワタセ種の新そばを使った「もりそば」(800円)にありつくことができました。
浦本さんによると「最近は温暖化の影響か、品質にばらつきがあります」とのことですが、挽き方や茹で時間を変えながらベストの状態で提供するのが蕎麦職人の腕の見せどころ。新そばならではの風味と、ツルリとした喉ごしを愉しむことができました。また、数量限定で「粗挽き田舎そば」(1,000円)も出しています。

耕作_蕎麦2

看板に「手打ちと天ぷら」と掲げているように、天ぷらも名物の一つ。「天ぷらそば」(2,100円)は、浦本さんの地元である天草から取り寄せる車海老や対馬産の穴子、季節の野菜をサクッと揚げた天ぷらが別添えで提供されます。温かいそばつゆは、かえしに福岡の醤油を使うことで、少し甘めのやさしい味わいに。海老天の一尾は天つゆで、もう一尾はそばつゆに入れていただきました。

耕作_店主

毎日開店から23時までの通し営業で、平日の昼(14時半まで)は蕎麦にご飯ものが着いたセットメニュー(1,100円~)やお得な「昼御膳」(1,990円)も用意されています。もちろん昼間から蕎麦前も楽しめるので、左党の方はぜひ。

耕作_店内 耕作メニュー
店舗名:そば 耕作
ジャンル:蕎麦
住所:福岡市博多区住吉2-4-3大蔵マンション博多1F
電話番号:092-291-9123
営業時間:11:45~23:00
定休日:火曜
席数:カウンター5席、テーブル12席
個室:なし
メニュー:もりそば800円、山かけ1,050円、かけそば800円、黒毛和牛肉そば1,600円、天ぷらそば2,100円、天ぷら盛り合わせ1,400円~、親子丼600円、蕎麦みそ300円、板わさ550円、鴨焼1,000円、ランセット1,100円~
URL:https://www.instagram.com/soba_kousaku/

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう

この記事を書いたひと

UMAGA

homePagefacebookyoutubexinstagram

魅力的な福岡の食文化をもっと楽しんでいただくためのバイブルとして、厳選した信頼性のある情報を毎日更新中。