市長の“パワハラ行為” 議会が百条委員会設置 市長は辞職せず「職員との信頼関係つくっていく」
パワハラ発言をしたとして複数の職員から市の公平委員会に申し立てられた福岡県宮若市の塩川秀敏市長(75)が、市議会で陳謝しました。一方、市議会はパワハラ問題に関する調査特別委員会を設置することを決めました。
目次
議員「パワハラは就任当初からあった」
議員によると市長のパワハラは市長就任当初からあったということです。
宮若市議会 和田善久議員
「市長就任当初からあった。満を持しての職員からの要望ですので議会としては助けてやらないかんと」
市長「ハラスメントだったと思っている」
その塩川市長は、議会後記者会見し、自らの行為をハラスメント行為だとする認識を示しました。
塩川秀敏市長
「訴えられたということはがハラスメントだったと思っている。私、人権に関してはほんと申し訳ないですけど一番大事にしているところですので。そういうふうに生きてきた人間がこうなって自分自身も本当に悔しくてしょうがない」
塩川市長は辞職する考えは無く、「職員との信頼関係を作っていく」と強調しました。
塩川秀敏市長「(市長に)就任してまだ1年と何カ月しか経っておりませんしですね。それ(関係改善)はなかなか壁があると思います。時間をかけていけば必ずこれ(信頼関係)は構築されるというふうに私は思っております」
強い権限持つ百条委員会の行方は
百条委員会は強い調査権限を持っていて、塩川市長は今後、百条委員会の場でも追及されることになります。
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