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プラスチックごみ分別回収へ CO2排出量の削減効果を確認 福岡市が2026年度以降に

福岡市は「燃えるごみ」として焼却しているプラスチックを、市内全域で分別回収しリサイクルする方針を固めました。2026年度からスタートしたい考えです。

7割が燃えるごみ「かなり減った」と回答


その結果、市内9か所に設置した回収ボックスには、期間中に約12トンのプラスチックを回収。7割がリサイクル可能でした。また、愛宕浜地区で実施したモデル事業では、約21トンを回収。実施後に行ったアンケート調査では、7割以上が、「モデル事業の期間中、燃えるごみが「かなり減った」と回答したということです。
 

二酸化炭素(CO2)の排出量 3割~5割削減


福岡市によると、二酸化炭素(CO2)の排出量は、焼却した場合と比べ3割~5割削減できることが分かったということです。

2026年度~市内全域で分別回収へ


このため福岡市は、プラごみの分別回収を、2026年度から市内全域で実施する方針を固めました。ごみ袋の価格や回収の頻度などについて今後検討します。

福岡市のごみ袋の価格


・燃えるごみ・燃えないごみ 1リットルあたり1円
・ペットボトル・ビン 1リットルあたり0.5円

今後の流れ(予定)


2023度末までにリサイクル事業の公募を実施
2024年2月 リサイクル事業者決定~施設の整備工事
2024年12月 「ごみ処理基本計画」の一部改定 
2025年3月 「廃棄物条例」の改正
2026年度以降に分別回収スタート

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