JR各社は12日、年末年始の新幹線・指定席の予約状況を発表しました。東京と博多を結ぶ「のぞみ」の自由席をなくし、全席指定席で運行します。
すでにコロナ禍前の2018年を上回る予約数も
JR各社が発表した今月28日から来月4日までの指定席の予約数は、山陽新幹線が去年の同じ時期と比べて49%増の88万1000席、九州新幹線が39.4%増の10万1000席、西九州新幹線が9.4%増の2万1000席となっています。新型コロナが5類に引き下げられて初めての年末年始で、山陽新幹線ではすでにコロナ禍前の2018年を上回る予約が入っているということです。
東京⇔博多の「のぞみ」は全席指定席として混雑緩和を
JR西日本は年末年始の期間中、山陽新幹線「のぞみ」の自由席をなくして全ての席を指定席とし、期間中あわせて130本ほど増便して運行すると発表しました。
吉井彰浩・JR西日本博多駅長「お客様にお座りいただいて快適にご移動いただくというところを目指した取り組みでございます」
全席指定席として事前予約を促すことで、自由席を求める乗客によるホームの混雑を緩和し、安心・安全な運行を確保したい考えです。混雑のピークは、下りが今月29日、上りが来月3日となる見込みです。
この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう