ビッグモーター“街路樹問題”福岡県が復旧費用約1200万円の負担を命令
福岡県は13日、ビッグモーターの店舗周辺で街路樹が枯れていた問題をめぐって、会社に対し復旧費用約1200万円を負担するよう命令を出しました。
14本あった街路樹のほとんどが枯れる“除草剤”の成分を検出
福岡県によりますと、ビッグモーター春日店の前では、2002年時点で3メートル以上の高さがある街路樹が14本ありましたが、そのほとんどが枯れているのが確認されました。そして県が今年7月に土壌調査を行った結果、除草剤の成分が検出され、聞き取り調査に対してビッグモーター側も除草剤の使用を認めました。
費用負担は1166万円あまり…ほかの店舗周辺でも同様の問題
この問題について県は13日、道路法に基づき、街路樹を復旧したり土壌を入れ替えたりするための費用として1166万円あまりを負担するよう求める命令を会社に出しました。納入期限は12月28日で、会社側は費用を負担する姿勢を示しているということで、納入されたあと、県が工事を実施するということです。福岡県内では小郡市や北九州市などの5店舗の周辺でも同様の問題が確認されていて、警察が器物損壊などの容疑で捜査を進めています。
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