PageTopButton

主要ダムの貯水率は49%に…1975年以来の“渇水”で九州地方整備局が「対策本部」を設置

少雨傾向が続く福岡県の筑後川流域で、ダムの貯水率が減少の一途をたどっています。九州地方整備局は19日、総合的に水を運用するための連絡会を開催するとともに「渇水対策本部」を設置しました。

1975年以来の“渇水”主要ダムの貯水率は49%に


今年9月から11月までの筑後川流域の3か月間合計雨量は1975年以降、最も少ない127.7ミリです。筑後川水系主要6ダムの貯水率は、18日時点で約49%となっています。この状況を受けて開催された「筑後川水系渇水調整連絡会」では、筑後川の水を利用する福岡・佐賀県の水道事業者に自主節水や別の水源の利用を促すとともに筑後川水系主要6ダムについて統合して使用することなどが確認されました

迅速な対応のために“渇水対策本部”を設置


九州地方整備局は、迅速かつ的確な渇水対応業務を行うため19日、森戸義貴局長をトップとする「渇水対策本部」を設置しています。

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう