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“移動の未来”を体感…モビリティショー2023始まる

国内外の四輪・二輪ブランドが最新車両やコンセプトカーなどを展示するイベントが4年ぶりに福岡市で開催されています。


◆「モーターショー」から名称変更…次世代の乗り物も
福岡市博多区のマリンメッセ福岡で22日にはじまった「福岡モビリティショー」。これまでの「モーターショー」から名称を変更し、各ブランドの最新車両やコンセプトカーのほか、「空飛ぶクルマ」といった次世代モビリティーの展示も行っています。

RKB三浦良介「飛行機みたいですけど車なんですか?」
九州大学法学部知的財産法ゼミ中村大輝さん「実際には車ではなく『人を乗せるドローン』です。垂直離着陸で、だいたい100キロを30分ほどで移動できる」

4年ぶりの開催となった今回は、ダイハツ工業が不正問題を受けて展示を見合わせたものの、四輪と二輪合わせて過去最多の44ブランドが出展しています。


◆環境への配慮もテーマ、EV自動車も多く展示
日産自動車ブランド&メディア戦略部小坂智さん「こちらは『ニッサンハイパーツアラー』という車になりまして、完全自動運転なのでこのように乗客同士が向き合って会話することができるプレミアムのEVミニバンになっています」

「みんなで描くグリーンな未来へ」をテーマに、環境に配慮して、ボディに塗装が不要で再生利用可能なアクリル樹脂を使用し車など、次世代型のEV自動車も多く展示されています。

トヨタ自動車デザイン企画グループ福井章人さん「『カヨイバコ』と言いまして、パーソナルからビジネスまでお客様の使い方に応じて、いろいろ中をアレンジできるような、例えばキャンプに行く時は『キャンパー仕様』。『宅配仕様』の方は、運転席が一つだけ。バッテリーEVの特徴を生かして小さい寸法の中に広大なスペースを取るというコンセプトです」

移動の未来と可能性を体感できる「福岡モビリティショー」は今月25日まで開催されています。

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