JR九州社長が地震や空港事故をめぐり「(自社)対応は大丈夫か検証しなければならない」仕事始めで言及
1月4日は官公庁などの多くの組織で“仕事始め”です。福岡県の服部知事は県の発展に対する決意を示しました。また、JR九州の古宮社長は地震や空港事故に触れ、列車の安全運行に対する思いを述べました。
必要な政策をためらわずに…知事が訓示
服部知事は幹部職員に今年の県政のテーマとして「実」という漢字を掲げました。そして、「『実』情を客観的に把握し、必要な政策をためらわずに『実』行してほしい」と訓示しました。
服部誠太郎知事「未来を見据えた政策を積極的に展開し、天を駆け上る龍のごとく、我が福岡県を飛躍発展させてまいりましょう」
JR九州社長は「対応をぜひ検証」
一方、福岡証券取引所で開かれた「大発会」では、長宣也理事長が「国際金融機能の集積について高まる地元の期待に対し、目に見える形で成果を上げていきたい」と挨拶しました。参加した約60人は恒例の博多手一本で、ことし一年の活発な取引を願っていました。
JR九州・古宮洋二社長「もしこのような地震や事故が発生したときのお客様の対応は大丈夫か。ぜひ検証しなければならないと思わされた年始でした」
古宮洋二社長は年頭のあいさつで能登半島地震や羽田空港での事故について触れ、安全運行に対する思いを述べました。一方、青柳俊彦会長は今年の漢字として自分でしたためた「躍」の文字を披露し、集まった従業員を激励しました。
JR九州・青柳俊彦会長「挑戦を行い成長と進化に向かって前進する。さまざまなチャレンジの中でさらなる高みを目指していただきたいと思います」
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