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「それでもこの土地で栽培を続けたい」~豪雨被害から半年、ブランドいちご「あまおう」農家の思い

去年7月に九州北部を襲った大雨から半年が経ちました。福岡県久留米市では、年明けからのいちご狩りシーズンに向けて、被災したあまおう農家が奮闘を続けてきました。

苗が足りない…そのとき

途方に暮れる田川さんを救ったのは、知り合いのいちご農家でした。田川さんはSNS接に「あまおうの苗が5000本ほど足りません。余剰苗をお持ちの方がいらっしゃいましたらご協力お願い致します」と投稿。すると同じいちご農家の人たちが援助の手を差し伸べ、田川さんは必要な苗を確保することができました。土砂やごみの片付け、浸水した畑の消毒などに2週間かかり、通常の定植時期よりは10日ほど遅れたものの、なんとか例年並みの生産量を確保できました。

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