「それでもこの土地で栽培を続けたい」~豪雨被害から半年、ブランドいちご「あまおう」農家の思い
去年7月に九州北部を襲った大雨から半年が経ちました。福岡県久留米市では、年明けからのいちご狩りシーズンに向けて、被災したあまおう農家が奮闘を続けてきました。
引き継いだ祖父の農地で栽培を続けたい
8年前、会社員を辞めて祖父の農地を引き継ぎ、いちごの栽培を始めた田川さん。これまでに5度も浸水被害に見舞われてきました。それでも、この場所での栽培をやめるつもりはないと話します。
田川さん「先祖代々受け継いだ土地っていうのもありますし、あと筑後、福岡南部っていうのは山もなく海もなく、日当たりもよく、日射量がかなりあるんですよ。なのでいちごの栽培にかなり向いているんですよね。半年間けっこう洪水で大変な思いもしましたけど、たくさんのお客さんがきてくれて気持ちも楽になったというか、やってきたかいがあったなと思っています。できればもう洪水は来ないでほしいっていう部分と、あと行政にですね、もうちょっとどうにか対応をしてほしいですね」
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