共同ごみ処理施設の工事“積算根拠”は?…明らかにしない町に周辺自治体の議員が情報公開を求める
福岡県大任町が田川地区の市町村の委託を受けて建設している、ごみ処理施設をめぐる問題です。4つの市と町の議員が16日、大任町に対しごみ処理施設建設工事の積算根拠などの情報を公開するように請求しました。
工事の積算根拠を明らかにしない大任町
大任町に情報公開請求したのは、田川市や川崎町など4つの市と町の議員の計19人です。大任町は現在、田川地区の8市町村の委託を受けて、共同で使用するごみ処理施設の建設を進めています。この工事の積算根拠などを大任町が明らかにしないため、田川市など3つの市と町の議会は情報公開を求める議案を可決していました。
大任町は「適切に対応する」
田川市・佐藤俊一議員「何かあるから(情報を)出さないと。やましいことがあるから出さないんじゃないかという疑いは、多くの住民が持っていると思います」
今回の請求について大任町は、「情報公開条例にもとづいて適切に対応する」とコメントしています。
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