災害派遣の医師団が山間部の集落で「支援」インフラ稼働状況をリスト化
福岡県医師会は17日、能登半島地震の被災地へ派遣されている災害医療チーム「JMAT」の活動状況を報告しました。感染症が懸念される状況が浮かび上がっています。
医師x看護師x薬剤師などで構成
福岡県医師会・横倉義典理事「手を洗う、トイレを流す、汚れたものを流す、そういう水が存在しませんので、コロナやインフルエンザも流行し始めてきておりましたので、ひとつ問題になってきます」
17日の会見では、災害医療チーム「JMAT福岡」の一員として今月6日からの4日間、石川県で活動した横倉義典理事が現地の状況を語りました。JMAT福岡は、医師や看護師、それに薬剤師などで構成される災害医療チームで、能登半島地震で被災した石川県七尾市や穴水町などで活動しています。
インフラ稼働状況をリスト化して共有
医師たちはこれまで、山間部の集会所へ歩いて向かい避難者の支援にあたりました。また、避難所で支援を求めている人の数や、水や電気が通っているのかなどをリスト化して共有しているということです。福岡県医師会は、来月以降も引き続きJMATを派遣できるよう準備を進めています。
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