福岡空港でまた“誤進入”チェジュ航空機が立ち往生、注意喚起の目印を塗り直すなど対応
17日午前8時前、福岡空港に着陸した旅客機が、駐機場までのルートを誤り、立ち往生するトラブルがありました。
誤って行き止まりに進入し立ち往生
17日午前7時40分ごろ、韓国の航空会社「チェジュ航空」のJJA1452便が福岡空港に着陸しました。管制官はチェジュ航空のパイロットに駐機場までのルートを指示。パイロットも指示された内容を復唱しましたが、旅客機は誤って行き止まりに進入し、立ち往生したということです。国土交通省大阪航空局福岡空港事務所によりますと、管制官が旅客機の誤進入に気づき、パイロットに停止を求め、旅客機はトーイングカーに牽引されて、午前8時6分に駐機場に到着しました。このトラブルによる他の旅客機への影響はありませんでした。誘導路には行き止まりに誤って入らないように注意喚起をする「×印」が書いてありました。
今月10日にも同じ場所で誤進入
福岡空港では、今月10日にもタイの航空会社「タイ・ベトジェットエア」の旅客機が同じ場所に誤って進入し、立ち往生していました。航空機の運航を管理する国土交通省大阪航空局福岡空港事務所は、トラブルがあった場所で、誤進入を注意喚起する「×印」や標識を増やす方針を示しています。また、滑走路や誘導路を管理する福岡国際空港は、誘導路の「×印」の視認性の向上を図るため、17日夜に明るい塗料で塗り直したほか、福岡空港に就航する国内外の航空会社に注意喚起をする方針です。
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