新NISAは投資を意識していなかった人にも浸透?変わる市民の“投資感覚”「買い増しする」「煽っている」
個人投資家を対象にした税制の優遇制度「NISA」が今月、新しくなりました。年明けからの株価の上昇にも影響を与えているとされ、市民の投資に対する考えにも変化が起きています。
増え続けるNISA口座の数、関心が高まっている
RKB町田有平「書店の一角に設けられた特設コーナー、表紙にはいずれも新NISAの文字が躍っていて、関心の高さがうかがえます」
ジュンク堂書店福岡店・彌益陽子副店長「先月からNISA関連の本が売れ始めて、X(旧ツイッター)のトレンドに新NISAが入ったりして、今まで特に投資を意識していなかった人も『新NISA』という言葉が浸透し、関心を持って買いに来られる印象を持っています。売上が上がっています」
福岡市天神のデパートで期間限定で開かれている新NISA相談会。全国で2か所目の開催ですが、主催する保険代理店も手ごたえを感じています。
マネードクター店舗事業部・木村雅之部長「昨年末に大阪で初めてNISAイベントを開催しました。20代から70代までかなり幅広い層のお客様にお越しいただき、反響がございました」
日本証券業協会によりますと、去年9月末時点でのNISAの口座数は1356万件と、前の年の年末に比べて15%増加しました。NISAが始まった10年前からの推移をみても年々、投資への関心が高まっているのがわかります。
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