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新NISAは投資を意識していなかった人にも浸透?変わる市民の“投資感覚”「買い増しする」「煽っている」

個人投資家を対象にした税制の優遇制度「NISA」が今月、新しくなりました。年明けからの株価の上昇にも影響を与えているとされ、市民の投資に対する考えにも変化が起きています。

貯蓄→投資を「健全で大きな流れに」

日本証券業協会・森田敏夫会長「資産運用のニーズは間違いなく高まってくる局面。『貯蓄』から『投資』を健全なかたちで大きな流れにしていきたい」

投資市場の活性化は金融業界にとってもプラスとなるため、銀行も期待を寄せています。
 


福岡銀行営業統括部・原清輝部長代理「全体資産に占める預金の割合が50%といったデータとかもありますので、そういうお金が回って好循環に繋がるんじゃないかと考えております」

好調なスタートを切った新NISAですが、投資である以上、元本割れのリスクも伴います。街の人からは、慎重な意見も多く聞かれました。
 


20代女性「わからないのが一番ですかね」
70代男性「あおっているじゃないですか、NISA!NISA!って、私たちは怖くて(投資)できないんですよ、(お金を)持っているんだけど」

NISAは短期間でのリターンを期待するものではなく、あくまでも少額で長期的に運用するべきだと専門家は助言します。
 


マネードクター・伊藤直子さん(ファイナンシャルプランナー)「必要最低限のお金は残して、ある程度余剰資金でやっていただかないと、何かあったときに資産が大きく減っていて使えないリスクもあります。余裕を持ってやっていただくことが大事だと思います」

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