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自民党裏金問題 未記載の二階派国会議員に地元県議が公開質問状「私たちに苦情が殺到している」福岡4区

自民党の派閥をめぐる裏金問題。派閥から受け取った寄付金を政治資金収支報告書に記載していなかった国会議員に対し、地元の県議が公開質問状を送りました。離党、または議員辞職することを求めています。

“4年間で161万円”の国会議員に対し

福岡4区から選出された自民党の宮内秀樹衆議院議員は、2019年からおととしまでの4年間、所属する二階派「志帥会」から受けた寄付金あわせて161万円を、自身が代表を務める資金管理団体の政治資金収支報告書に記載していませんでした。

同選挙区選出の県議4人「離党か辞職を」

この問題をめぐり30日、福岡4区選出の福岡県議会議員4人が、宮内氏とその秘書に対して公開質問状を送りました。公開質問状は、いずれも県議の吉田健一朗氏、吉田浩一氏、吉松源昭氏、井上正文氏の連名。「私たち地元県議には苦情が殺到しており『地方議員も裏金をつくっているんじゃないか』という声が寄せられている」などとしてして、宮内氏に辞職か離党をするよう申し入れています。

「秘書を横領で告訴する気はないのか?」

また、宮内氏が、1月21日に行った会見で、派閥からの収入を「秘書が報告せずに保管していた」と説明していることに対し、「事実であれば、秘書の行動は世間の常識では着服、横領にあたる」として、秘書を告訴する考えがないのか質しています。

 

 

吉松源昭 県議
「会社に例えていうと、会社の社員が社長に黙って4年間売り上げの一部を除外してましたと。これは将来の赤字のためにとっておきましたというような話で、それは普通ないでしょう」

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