地元住民も新たな気付き?区ごとの歩き方の提案も…「地球の歩き方」北九州市版に見るこだわりの“視点”
人気旅行ガイドブック「地球の歩き方」。市単位では初めてとなる北九州市版が発売されました。観光客だけでなく地元の人も楽しめるというガイドブック。こだわりのポイントを編集長に聞きました。
歴史や文化の足跡をだどれる場所も掲載
北九州市の魅力を再発見してもらおうと、まるで地元の人たちの散歩コースのような7つの区ごとの歩き方も掲載されています。
~ガイドブックより~
八幡西区の歩き方。八幡西区の旅はJR黒崎駅から始めよう。南北自由通路をわたり、線路沿いの道を東に進むと左手に「城山緑地・黒崎城跡」が見えてくる。ここで森林浴を楽しみつつ、当時の石垣を探してみよう。また展望デッキから帆柱山や洞海湾の眺望を眺めるのもいい。
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訪れた家族「なかなか自分の街を高い所から見ることがないので、いろいろ見渡せて、いろんな発見。子供も楽しんでもらいました」
~ガイドブックより~
そのあとは駅前の商店街へ。通りによって個性が違うので散策してみよう。途中巨大な「青い目のライオン」に出会えるかも。商店街散策を楽しんだあとは曲里の松並木へ。約500本の松の中には江戸時代から生息している木もあるので探してみて。最後は筑豊電鉄に乗って木屋瀬へ。宿場町の風情を楽しんで。
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宮田編集長「北九州市の文化的なところ歴史的なところたくさんとりいれています。せっかくなのでただ行っておいしいものを食べて、素敵な所を見てじゃなくて、北九州市そのものを理解した上で旅をしてもらいたいと思っています」
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この記事を書いたひと
下濱美有
1996年大阪府生まれ。2019年入社。本社報道部で事件取材担当後2020年~北九州市で警察・司法・市政を担当。得意分野は芸術。