JR九州で働く平成ヒトケタ入社の女性たち 博多駅長は「プライベート充実」を目標に掲げた
九州最大の駅、JR博多駅で現在駅長を務めるのは、平成ヒトケタに入社した鐘ヶ江理恵さん(49)です。制度が今ほど整っていなかった時代に「傷を舐め合いながら」仕事を続けてきた世代。多くの部下を束ねる立場になった今、職場のリーダーとして大切にしていることは何でしょうか。
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転機は、1回目の育児休暇の取得後
JR九州博多駅長 鐘ヶ江理恵さん(49)
「1回目の産休育休をとるまえは、あんまり仕事まかせてもらえないところがありまして、育休とって戻ってきたら、『この人なんかちゃんと働くんだな』って思ってもらったのか、そこから普通に男性と同じように仕事をまかせてもらえたような気がしたんですね。だから逆に『がんばんなきゃな』って思ったんです。今、うちの職場では男性が育児休職5ヶ月とったりとか普通にします。普通がこれなんだっていうのを根付かせるということが大事かなと思っています」
「女性が」ということではなく、男女を問わず、働きやすい職場にする。鐘ヶ江駅長のもと、その環境づくりが進められています。
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