公金で造った「災害復興のシンボル」運営会社か突然閉館を発表 村長は困惑「連絡ない」 福岡・東峰村
九州北部豪雨からの復興のシンボルとして3年前にオープンした福岡県東峰村の観光拠点が10日に閉館しました。村に対する連絡は無く、住民からも驚きの声が上がっています。
村は4億円を負担し廃校をリニューアル
RKB三浦良介「廃校になった小学校をリノベーションしてつくった東峰村の観光拠点。今月10日、運営会社が突然閉館すると発表しました」
閉館したのは、2021年4月にオープンした福岡県東峰村の「アクアクレタ小石原」です。宿泊施設やレストランがあり陶芸体験などもできる観光拠点でした。約4億円の改修費用を公費負担し、土地と建物を貸していた東峰村は、ホームページでの発表で閉館を知らされたということです。
運営会社「一切お答えできない」
東峰村 真田秀樹村長「ホームページに出て初めて知りまして、本当にいきなりというか、びっくりしています。村が造っている施設ですので、どういう形で今後この施設を運営していくか考えていかないといけない」
施設の運営会社「小石原ドットコム」の代理人弁護士は取材に対し「今は一切お答えできない」と回答しています。
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