地下鉄七隈線の混雑緩和へ、車両を4編成増備~1時間あたりの運行本数は17本→21本に
福岡市は福岡市地下鉄七隈線の混雑緩和に向けた対策として、車両を4編成=16両増備する方針を固めました。新年度予算案に62億7400万円を計上し、市議会に提案する予定です。
延伸効果で利用客増、混雑緩和に向けた対策
去年3月末に天神南から博多駅の区間が延伸開業した福岡市地下鉄七隈線。現在、福岡市は84両=21編成を保有してます。博多駅まで直結したことで利用客が増加。朝の通勤時間などは混雑が目立つようになりました。そこで福岡市は混雑緩和の対策として新年度予算案に62億7400万円を計上し、車両を4編成=16両を増備する方針を固めました。2026年度~2027年度の投入を目指していて、1時間あたりの運行本数は現在の17本から4本増え、21本になる計画です。福岡市によりますと、ピーク時の混雑率は現在の130%から115%に改善されるとしています。また、空港線・箱崎線も車両の更新に合わせた増便を計画していて、来年3月には1時間あたりの本数が20本から21本となり、混雑率は5%改善され125%になると試算しています。福岡市は今後の人口増に伴い、地下鉄の利用者は年々増加すると見込んでいて、車両の増便を含む新年度予算案を今月26日に市議会に提出する予定です。
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