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「旧門司駅の遺構は歴史的価値が極めて高い」イコモスが現地保存を要望 

北九州市で見つかった「旧門司駅」の遺構について、ユネスコの諮問機関であるイコモスが市に現地保存を要望しました。

「旧門司駅」北九州市は一部を移築方針


22日、北九州市役所で要望書を提出したのは、日本イコモス国内委員会の岡田保良委員長など5人です。JR門司港駅の近くで見つかった遺構は、1891年に開業した「旧門司駅」の機関車庫の跡とみられていて市は、一部を切り出して移築する方針を示しています。

機関車庫の跡とみられる「旧門司駅」の遺構


前日に現地を視察したイコモスは、見つかった遺構の歴史的価値が極めて高いと分析。北九州市に対して、遺構の全体を現地で保存することや保存対策検討委員会を設置することなどを求めました。市の担当者は「要望書の内容を確認し対応を検討する」と話しています。

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