パリオリンピック追加種目のダンススポーツ・ブレイキンの日米頂上決戦が24日、福岡市で行われ、日本が史上初の国別対抗戦を制しました。
日米の“ガチバトル”
ブレイキン史上初の国別対抗戦ワールドマッチで、日米の最強ダンサーが国を背負って個人戦や団体戦を繰り広げました。
圧巻のダンスを披露したのは、世界ランキング1位でパリオリンピックに内定しているShigekix。豪快な回転技などで、同じくパリオリンピック内定のアメリカ代表Victorを圧倒します。
このあとも日本とアメリカの選手が国の威信を背負ってお互い一歩も譲らないガチバトルを繰り広げます。
五輪にはない全員参加バトルで決着へ
日本とアメリカの点差は30点。残すバトルはパリオリンピックにはない、全員参加の団体戦、クルーバトルです。このラストバトルで勝った方が、勝者となる一戦、対決を前に、両チームとも入念な打ち合わせ。緊張感が伝わってきます。
「これでどうやら勝利国が決まるそうです」「ここまで勝負、頑張りました。絶対勝ちに行きましょう、いくぞ!」
パリ五輪「油断せず頑張りたい」
7人対7人のクルーバトル。日本が息の合ったダンスで観客を魅了すると、アメリカも見事な連携でダンスを披露します。
抜群のチームワークを見せた日本がアメリカを下し、ブレイキン大国の貫禄を見せました。
Shigekix「全員が口をそろえて楽しかったと言っているので、それがすべて」
Q.勝った時には雄叫びも。
「全日本大会を終えてから、どういう気持ちとコンディションで挑んで踊れるかは重要だったので。こういう形で出たのはすごくうれしかった。(パリ五輪に向けて)1ミリも油断することなくチャレンジャーとして頑張りたい」
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