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歴史ある市場に大学の新設学部が入居検討 二度の火事で被災した旦過市場の再整備計画に浮上

福岡県北九州市の旦過市場に整備される建物に、北九州市立大学の新しい学部が入居する案が浮上していることが分かりました。若者による賑わいづくりを期待する市場側の意向を踏まえ検討が進められる見通しです。

縁も深い旦過市場と大学


旦過市場と北九州市立大学には縁もあります。おととし8月の2度目の火災の前まで、北九州市立大学の学生が空き店舗を活用して「大學堂」という多目的スペースを設置し活性化に一役買っていました。どんぶり片手に市場を歩き刺身や揚げ物など好みの具を選んで自分だけのどんぶりを作る「大學丼」も人気となっていました。

市場関係者「活気が出たら嬉しい」


身近に新学部を設置する計画に旦過市場の店の関係者は・・・

旦過市場関係者
「旦過市場に北九州市立大学がしていた大學堂がありましたので、その関連でまた北九州市立大学の人たちがまた旦過市場を活性化で盛り上げてもらえればさらによくなると思います」
「年配の方が客層的には多いので、学生の方がきて旦過市場の活気が出てきたらうれしいです」

大学側も市の中心部での開設を希望


北九州市立大学は市の中心部でのキャンパス開設を希望していたということで、今後、若者による賑わいづくりを期待する市場側の意向も踏まえ、新学部の入居に向けた検討が進められる見通しです。

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