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「怖い、感じ悪い」のクレームなし、JR九州も電車の運転士が“サングラス”着用OKに…8割が希望

運転士の視認性の向上などを目的に、JR九州は列車の運転士の8割にサングラスを支給することを決めました。試験導入で利用客から苦情が寄せられなかったことも判断を後押ししました。


◆多くの運転士から“効果”を実感する声
偏光サングラスの支給は来月1日から始まり、対象はJR九州管内の新幹線と在来線の運転士のうち希望する職員です。直射日光や光の反射によるまぶしさを軽減し、運転士の視認性の向上や疲労軽減などを図ります。去年9月から10月にかけて、JR筑肥線の姪浜~西唐津間で試験的に着用したところ、多くの運転士から効果を実感する声があがっていました。


◆広がるサングラスOK…全国の鉄道やバスでも
乗客からは「怖い」「感じが悪い」などの苦情はなかったということです。今年4月からの本導入にあたって、JR九州では約1500人の運転士のうち8割にあたる1200人ほどがサングラス着用を希望しています。鉄道やバスの運転士がサングラスをかけることを認める動きは全国に広がっていて、JRグループではJR西日本が2019年から、JR東海も去年11月から認めています。

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