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花火の不発玉が落下して全焼した高専の弓道場 再建へ8月完成予定  筑後川花火大会

2年前の筑後川花火大会で花火の玉が落下して全損した学校の弓道場が再建されることになりました。11日、工事の安全祈願祭が行われました。

久留米工業高等専門学校で安全祈願祭

 

久留米工業高等専門学校で行われた安全祈願祭には、原口新五市長や花火大会の関係者など約30人が参加しました。

おととし弓道場に落下して爆発

 

おととし8月に開かれた筑後川花火大会で、空中で開かなかった花火の玉が久留米高専の弓道場に落下して爆発しました。この事故で建物や弓道用具などが大きな被害を受け、部員たちは、約3キロ離れた施設で練習を続けています。

3キロ離れた施設での練習 参加部員が減少

 

4月から弓道部主将を務める三笘瑶歩さん(3年生)
「なかなか学校からの距離が遠かったりして、参加する部員の数が減っていっていました。弓道部の活動の場がもうすぐ戻ってくるということで非常に嬉しく思っています」

実行委員会や花火業者が約8800万円で再建

 

花火大会の実行委員会や花火業者は、約8800万円をかけて弓道場の再建するほか、用具などを弁済します。

筑後川花火大会実行委員会 石橋力委員長
「なるべく早く弓道場を再建しなければいけない。本当に久留米高専のみなさん、久留米市民のみなさんにもご心配おかけいたしました」

新しい弓道場は、今年8月上旬に完成する予定です。

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