生後5か月の長男の腕を骨折させたとして傷害の罪に問われ、1審で無罪となった父親の控訴審で、福岡高裁は、1審の無罪判決を支持し、検察側の控訴を棄却しました。
佐賀県に住む25歳の父親は、2021年6月、当時の自宅の寝室で生後5か月の長男の右腕に何らかの暴行を加え骨折させたとして傷害の罪に問われていました。
1審の佐賀地裁は、去年5月、「経験の浅い研修医らが肘の亜脱臼で過度な整復作業を試みたことで骨折が生じた可能性も否定できない」として父親に無罪を言い渡し、その後、検察側が控訴していました。
13日の判決で、福岡高裁(松藤和博裁判長)は、「父親が長男に暴行を加えたとは認められないとした原判決の判断は不合理ではなく、そこに事実の誤認はない」として、1審の無罪判決を支持し、検察側の控訴を棄却しました。
佐賀県に住む25歳の父親は、2021年6月、当時の自宅の寝室で生後5か月の長男の右腕に何らかの暴行を加え骨折させたとして傷害の罪に問われていました。
1審の佐賀地裁は、去年5月、「経験の浅い研修医らが肘の亜脱臼で過度な整復作業を試みたことで骨折が生じた可能性も否定できない」として父親に無罪を言い渡し、その後、検察側が控訴していました。
13日の判決で、福岡高裁(松藤和博裁判長)は、「父親が長男に暴行を加えたとは認められないとした原判決の判断は不合理ではなく、そこに事実の誤認はない」として、1審の無罪判決を支持し、検察側の控訴を棄却しました。
この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう