公費で武田良太元総務大臣の政治パーティーに出席 地元町長2人 町は「違法性はない」と主張
裏金疑惑が問題となっている自民党の政治資金パーティー。元総務大臣で二階派の武田良太衆院議員の政治資金パーティーに、地元・福岡県内の2人の町長が公費を使って出席していました。議会などからの追及を受け「違法性はない」と弁明したものの、今後は私費で参加する考えを示しました。
目次
川崎町の人は「私たちの税金」「やりすぎ」
公費を使って政治資金パーティーに出席したことについて川崎町の人は。
町民
「やりすぎやと思う」
「我々も税金を払っているんだから考えて欲しい」
吉富町は「支出しない」と規定を変更
一方、川崎町と同じく、去年とおととし町長交際費から計4万円を武田良太氏の政治資金パーティーに支出していた福岡県吉富町も、「違法性はない」と判断していたと説明しています。ただ、3月7日、他の市や町と足並みをそろえたいとして、交際費について「特定の政党や政治資金パーティーには支出しない」と規定を改めました。
武田良太氏1926万円不記載「知らなかった」
自民党の派閥による裏金をめぐり武田良太氏は衆議院の政治倫理審査会で、5年間で二階派から受けた寄付金、1926万円を政治資金収支報告書に記載していなかったことを認めましたが、「知らなかった」と弁明しています。
町議会で追求された川崎町の原口町長は、取材に応じ、「町民の理解を得られないので今後は交際費からではなく、自費で政治資金パーティーに出席する」と話しました。
この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう