小林製薬「紅麹」サプリ 福岡県内でも13人が健康被害訴え 1人は一時入院
小林製薬の「紅麹」を使ったサプリメントを摂取した人に健康被害が出ている問題で、福岡県内でもこれまでに13人が健康被害を訴えていることがわかりました。
福岡県「被害疑われたら地域の保健所に相談して」
この問題は、小林製薬が販売している機能性表示食品「紅麹コレステヘルプ」を摂取した人が腎疾患などの症状を発症しているものです。福岡県などによりますと、県内ではこれまでに小林製薬のサプリメントや「紅麹」が含まれる商品を口にしたあわせて13人が健康被害を訴えています。内訳は、福岡県5人、北九州市3人、福岡市3人・久留米市2人です。
このうち、久留米市では1人が入院していましたが、すでに回復しているということです。一方、北九州市の武内市長は、28日の定例会見で複数の相談が寄せられていることを明らかにしました。
北九州市 武内和久市長
「相談は5件、そして聞き取りの結果何らかの症状があったという方は3名いらっしゃいます」
県は健康被害が疑われる場合は、地域の保健所で相談してほしいと呼びかけています。
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