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昼食が豊かな時間になるか 給食に料理人監修のメニューを 全小学校の給食室にはコンベクションオーブンも 福岡県北九州市

学校給食の質を向上するため、北九州市は4月から市内の飲食店の料理人が監修したメニューを提供すると発表しました。

「美味しい給食大作戦」を発表


北九州市 武内和久市長
「美味しい給食大作戦ということで学校給食の向上に新年度取り組みを進めていきたい」

北九州市の武内和久市長は28日の定例会見で、学校給食の質を向上させる取り組みを4月から始めると発表しました。

具体的には、市内の飲食店の料理人が監修したメニューを「シェフの北キュー三ツ星献立」として毎月提供します。
 


また、大学教授や生産者などによる「学校給食応援団」を立ち上げ、専門的な見地からメニューを提案してもらうことにしています。

北九州市 武内和久市長
「多くの人が北九州市に。企業も来る、子育て層に来てもらう、給食というのも親が気にするポイント、やっていかないといけない」

市は来年度、2億3000万円かけて様々な調理ができるコンベクションオーブンをすべての小学校に導入し、お好み焼きなどのメニューを提供するということです。
 

 

異物混入が続いていた北九州市の給食

北九州市の給食をめぐっては、給食に金属片などの異物が混入する事案が度々起きていました。中には、老朽化したざるの一部が欠けて混入したケースもありました。食の安全が担保され、昼食がより豊かな時間になるのか、新年度からの取り組みが注目されます。

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