「巻き上げられる!」ロールカーテン状の太陽光発電機 実証実験で中学校の窓際に設置 福岡
福岡県宗像市で、ロールカーテンのような形状の太陽光発電機の実証実験がスタートしました。公共施設での実証実験は全国初の試みです。
住宅設備メーカーLIXILが開発
宗像市の城山中学校では29日、ロールカーテン状の太陽光発電機が校舎の窓際に設置されました。住宅設備メーカー大手のLIXILが開発したもので、遮光性や断熱性が高く、冷暖房の効率を上げる省エネ効果もあるほか、外を見る時には巻き上げることができます。
2年生 田中愼朔さん「太陽光発電は環境に優しいって授業で習っていたけど、実際に使ってみたことはなかったので、いま実際に使ってみてすごいなと思いました」
「スマホ5台をフル充電可能」
発電量は、1日あたり70~90キロワット程度で、スマホ5台ほどをフル充電でき、災害時の非常用電源としても期待されています。
LIXIL 田口和敏常務役員「再生可能エネルギーの比率を増やすのはどの国でも課題になっていると思いますので、当社としては広く普及させていただきたいと思っている」
この実証実験は、城山中学校など3つの公共施設で10月まで行われる予定です
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