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一般利用もOK!西部ガスの社員食堂で健康志向の定食を

従業員の福利厚生の一環として設置されている社員食堂や職員食堂。中には一般利用ができるところもあり、比較的安価で多彩なメニューが食べられると好評です。5月20日~22日のRKBラジオ『Toi toi toi』では、福岡市内にある3か所の社員・職員食堂にラジオカー・スナッピーがおじゃまして、リポートしました。今回は22日に取材した西部ガス(福岡市博多区)本社の社員食堂について紹介します。(報告・スナッピー前田愛美)

設計にこだわり温かみのある空間に

西部ガスの社員食堂「火と人食堂」は本社ビル「パピヨン24」の地下1階に、ほかの飲食店などと一緒に設置されています。

 

社員食堂といえば「安くて早くて便利」ですが、一方でなんとなく設備や内装はシンプルなイメージ。でも「火と人食堂」は街の飲食店のような、居心地の良さを追求した落ち着いた空間が広がっていました。私たちも「ここは社員食堂じゃなくてカフェじゃないの!?」と思いました。

この食堂を設計したのは、建築家の百枝優さん。日本を代表する隈研吾さんの事務所にいたこともあるそうです。家のような温かみのある、ほっとできる空間をコンセプトに作られたこの食堂には、さまざまな工夫が施されています。

 

例えば、中央に設置されたオープンキッチン。「皆が集う食卓」をイメージしています。また、地下にあるため、薄暗くなりがちですが、単に照明を増やすのではなく天井に段差をつけることで、隙間から光が漏れるような手法が取り入れられていました。

 

このほか店内には小上がり席もありましたが、これは「子連れでも寛げるスペースが欲しい」という女性社員たちの声を生かして作られたものだそうです。

 


 

健康志向の定食が人気

そして気になるのがメニュー。「火と人食堂」では、周辺住民や社員に健康に配慮して、減塩調味料や大豆製品を多く取り入れたものなどのメニューが中心になっています。その代表は日替わりの「一米一汁一菜定食」。取材で訪れた日の一菜は「肉団子の黒酢酢豚」(817キロカロリー)でした。

 

これで780円! この物価高のご時世に1000円を超えないランチはありがたいです。日替わりメニューは火と人食堂のInstagramからも確認できます。
https://www.instagram.com/hi_to_hito/

 

カロリーや塩分まで明記しています。日替わり定食は22種類ほどあるので「平日だけで考えると1か月間、いつも違うメニューが楽しめて嬉しい」「毎日忙しいと食事が疎かになってしまうので、こういうのは本当に有難いし、弁当を休むきっかけにもなる」という利用者の声が聞けました。

 

店長は「サラダのドレッシングも減塩タイプ。味が薄いと感じさせないように、ニンニクや生姜といった薬味で代用するなどの工夫をしている」と話していました。

 

定食のほかにも、スープカレーやスムージーといったメニューもありました。スナッピー同士で「スムージーを飲む、というだけで、なんだか肌が綺麗になる気がする~」とおしゃべりしていたら、案内してくれた西部ガス社員から「健康的なご飯を食べるという意識を持つだけで、普段の食生活にも意識が向くようになりますよ」とアドバイスをもらいました。

「火と人食堂」はパン工房もあり、朝8時からオープンしているので、出勤前にパンとコーヒーを買っていくのも良いですね!

 

「火と人食堂」という名前の由来は「太古の昔から人は『火』を使うことにより、身を守り、明かりを灯し、暖を取り、食べ物に火を通し、暮らしを営んできた。火のあるところに人は集まり、火は人がいないと灯らない」というところから。まさに、西部ガスの社員食堂らしいネーミングです。ここで社内会議を開くこともあるそうで、普段と違う空間だからこそ生まれるアイデアもあるんだそうです。

福岡市博多区千代1-17-1 地下1階 (パピヨン24)
TEL:092-633-2380
営業時間 平日8:00~17:00(ランチタイム11:00~14:00)

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前田 愛美

スナッピー

出身地:福岡県 誕生日:8月3日 趣味・特技 趣味:洋服を買うこと、温泉 特技:子供をあやすこと(赤ちゃんは私の抱っこで寝ます、小学生の心は一瞬で開きます。多分...笑 )・何時になんの番組が放送されているか答えられる事(友達からは番組表と呼ばれてました笑)