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もう我慢できん! ハカタ女子がハカタの男性にホンネをぶっちゃけ!

「亭主関白」や「がんこ者」といったイメージが強い、九州男児こと“ハカタ男子”。一方、ハカタ女子といえば、昔は「三つ指をついて三歩下がる」印象が強いと言われてきました。果たして今の時代もそうなのでしょうか。

そこで、街行くハカタ女子を直撃し、ハカタ男子への印象をホンネでぶっちゃけてもらいました。

ハカタ女子のホンネ

 

10代~40代のハカタ女子に聞いたところ「九州男児気質を感じるときがある?」という質問には88%が「ある」と答えています(※ハカタの王様調べ)。

 

 

そこで、改めてハカタ女子にハカタ男子についてインタビューしてみると「男尊女卑」「がんこ者」「俺が全部正しい」「こちらの意見は聞いてくれない」「堅物」「間違っていると思っていても認めない」「プライドが高すぎる」「俺様、王様」などなど、ホンネが次々に飛び出しました。

ハカタ男子=男尊女卑?

「会社の偉い人がお昼ご飯を食べるまで周りは食べたらダメな雰囲気がある」「前の車の運転が遅かったら絶対女だろと言う」など、昔ながらの九州男児気質を感じさせるエピソード。

ほかには「家事をしない」という声も多数あがりました。なかには「温めるだけのカレーを作り置きしておいても、ガスコンロが使えないので放置されている」なんて話も!

また、家事や育児を「手伝う」発言を問題視する声もありました。

自慢大好きハカタ男子

「人の話は聞かずにずっと自分の自慢ばかりする」といった意見も。「なんでもできる」「運動神経がいい」といった自慢に始まり、極めつけは「この崖だったらひと蹴りであそこに届く」なんていう謎の自慢エピソードも出てきました。

ラーメン食べ過ぎハカタ男子

 

さらに「予定をキャンセルしてまでラーメンを食べたがる」という意見も多数!

 

 

あるハカタ女子は「ラーメン店の店主も、麺は普通の硬さが美味しいと思っているはずなのに男子は絶対“カタ”を頼む」と、ひと言。

検証:ハカタ男子の注文“カタ”は正しいのか?

 

 

そこで、「博多一双」「ふくちゃんらーめん」「石田一龍」の店主に、おすすめの麺のかたさを聞いてみることに。

 

 

「博多一双」代表の山田晶仁さんは「どっちもおすすめです」とのこと。「一人ひとりに好みがあり、それを選べる博多文化はとても良いと思います」と、答えてくれました。

 

 

次に聞いたのは、来年で創業50年を迎える「ふくちゃんらーめん」店主の榊紳一郎さん。「いち職人としては、最初はふつう麺でお召し上がりいただきたいのがホンネ」。榊さんは、他店で麺のかたさを聞かれたら「ふつう」と答えるそうです。

 

 

北九州に本店を構える「石田一龍 博多店」店長の坂田容士さんは「石田一龍のラーメンで言うなら、バリカタがおすすめ」と、ずばり。なぜなら、ラーメン店の多くはスープに合うように麺を作っていて「石田一龍のスープにはバリカタがしっくりとくるから」とのことでした。

さらに取材を進めていくと「魁龍 博多本店」では「かた麺」を注文すると「ずんだれをまずは味わってください」と言われることがわかりました。

 

 

店内にもしっかりと「バリカタ・ハリガネ・粉落としはありません」と書かれています。

さっそく「ずんだれ」を注文。聞いたイメージだと柔らかくてコシがないイメージでしたが、食べてびっくり。しっかりと歯ざわりがあります。店主の森山日出一さんいわく、「ずんだれが一番おいしくなるように配合された麺なので、しっかり茹でても伸びない」とのこと。火を通すことで、コシや甘み、うま味や風味が増すようです。

 

 

しかし、森山さんは決してカタ麺を否定しているわけではありません。「お店によってスープや麺とのバランスを考えて作っているため、まずはその各店が自信を持って出しているバランスを味わってほしい」と言います。

「カタ麺」ばかり頼むハカタ男子たち、聞こえますか!?

ハカタ男子の象徴!? 山笠の男たち

 

博多祇園山笠に出るハカタ男子と言えば勇敢や勇壮なイメージを抱かれがちですが、実際はどうなのでしょう。“ごりょんさん”(山笠に出る男性の奥さん)の意見は?

禁煙中にもかかわらず「たばこを吸っているほうが偉そう」というイメージから、山笠期間中だけタバコを吸う男性を発見。しかし、ごりょんさんが近くに行くと慌てて隠蔽。実際は、バレバレだそうです。

また、締め込みを奥さんにしてもらうハカタ男子は、法被のアイロンがけや洗濯も奥様まかせだそう。まさに、博多祇園山笠はごりょんさんに支えられているのですね。

ご意見番がハカタ男子を斬る!

 

今回は特別に結婚歴10年overのハカタ女子にも集まってもらい、ハカタ男子をバッサリと切ってもらいました。

好きなものが出来たてじゃないと嫌!

「好きなご飯じゃないとため息をついて箸を置く」「しかも、出来たてじゃないと絶対嫌がる」「野菜炒めをレンジで温めると水分が出てしまうからレンチンNG」なんて言う、超こだわりが強いハカタ男子もいるようです。

さらに「要望通りに温めて食卓に料理を並べても、突然違うことをしだす」なんて声も……。それでもなんだかんだで世話を焼いているハカタ女子。広島県出身の女性は、そんな健気なハカタ女子に驚いたようで、「旦那さんの帰りが遅くても寝ずに待っている女性が多い」ことにびっくりしたと言います。

ハカタ女子を決めつけるな!

 

一方、高知県出身のご主人をもつハカタ女子は「九州の女性は奥ゆかしく優しいといったイメージを持たれて迷惑」と、ぴしゃり。

また、生まれは関東なのに、九州に来たことで九州男児ぶるようになったハカタ男子のケースもありました。

意外な一面も…

「ハカタ男子はかまってちゃん」という声には多くの女性陣が納得! 例えば「痛いときは死ぬほど痛そうにする」「すぐに熱をはかりたがる」「疲れたときは言葉より顔でアピールする」など。「大変だね」など心配してあげると、すごくうれしそうにするなんていう声もありました。

 

 

また、帰宅時間が遅くなったときは奥さんにバレているのも知らずにごまかそうとするのも“ハカタ男子あるある“だとか。「小学3年生くらいと思って接する」なんていうハカタ女子もいました。

一方のハカタ男子のホンネは……

 

ちなみに、ハカタ男子たちに九州男児のイメージを聞いてみると「リーダーシップがとれる」「男気がある」「豪快で男らしい」「情に熱い」「信頼感がある」など、ポジティブな答えばかりでした。

ハカタ女子&ハカタ男子の皆さん、いかがですか?

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